2026年8月(社長回覧資料より抜粋)

若手育成に大切なのは「考える力」を育むこと

 

今回は、若手育成について考えてみたいと思います。

『じつは残酷な「ほめ育て社会」』という書籍では、若者を大切にするあまり失敗を避けさせすぎたり、答えを先に与えたりすることで、

「自分で考える力」が育ちにくくなる可能性が指摘されています。

 

建設業の現場でも同じことが言えます。

安全を最優先にしながらも、若手社員が「どこに危険があるか」「どのような手順が良いか」「何を準備すべきか」を自ら考える機会を持つことが重要です。

考える習慣の積み重ねが、将来現場を任せられる人材へと成長する力になります。

 

また、建設業は道路や橋、河川などの社会インフラを支え、災害時には復旧・復興の最前線で地域を守る重要な役割を担っています。

私たちの仕事は、単にものをつくるだけでなく、人々の暮らしを支える社会基盤を守る仕事です。

少子高齢化が進む中、生産性向上も重要な課題です。「早く動く」ことよりも、「無駄な動きを減らす」ことが大切です。

事前準備や情報共有を徹底し、小さな改善を積み重ねることで、現場全体の力を高めることができます。

 

若いうちの失敗は成長の糧です。大切なのは失敗を振り返り、「なぜそうなったのか」「次はどうすれば良いのか」を考えること。

そして、「できた」で終わらず、さらに良くする方法を考え続ける姿勢です。

 

これからの建設業に求められるのは、自ら考え、改善できる力です。

一人ひとりの成長と小さな改善の積み重ねが、より良い現場づくりと地域社会への貢献につながっていきます。

 

2026年8月25日

上 田 信 和

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